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日別アーカイブ: 2026年10月23日

アサヒプラNEWS~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

皆さんこんにちは!

アサヒプラ株式会社です。

 

~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

 

各種樹脂成形加工品の製造現場では、多くの工程をスタッフ同士でつなぎながら製品をつくっています。

材料を準備する人。

金型を取り付ける人。

成形機を操作する人。

製品を確認する人。

検査を担当する人。

梱包や出荷を行う人。

それぞれの仕事が正しくつながることで、初めてお客様へ品質の安定した製品を届けることができます。

そのため、製造現場でとても重要なのが「引き継ぎ」です。✅

前の担当者が気づいたことを、次の担当者へ正確に伝える。

一見すると当たり前のことですが、この当たり前が品質や安全、生産効率を大きく左右します。

 

まずは“どこまで進んでいるか”を伝える

交代勤務や担当変更がある場合には、

「今何個まで生産しているのか」

「残りはいくつなのか」

「次に何を生産するのか」

といった進捗を共有する必要があります。

例えば、

「予定数量まではあと500個」

「この箱から次のロット」

「次は金型交換予定」

と分かっていれば、次の担当者もスムーズに仕事へ入れます。⚙

逆に情報がなければ、一から確認しなければなりません。

確認に時間がかかるだけでなく、ロットを間違えたり、数量を間違えたりする可能性もあります。

 

成形条件の引き継ぎは特に重要

樹脂成形では、成形条件の管理が品質に大きく関係します。

温度。

圧力。

時間。

速度。

製品によってさまざまな条件があります。

通常通りの条件で問題なく成形できていれば、それを正確に次の担当者へ伝えます。

一方で、

「今日は気温の影響もあり少し条件を調整した」

「この条件で安定した」

という場合には、その変更理由まで共有することが重要です。✅

数字だけを見て変更すると、

「なぜこの設定になっているのか」

が分からなくなります。

理由まで伝えることで、次の担当者も状態を理解したうえで作業できます。

 

不良や違和感は必ず伝える

製造中、

「少しバリが出やすい」

「表面状態がいつもと違う」

「寸法が上限に近い」

といった変化に気づくことがあります。

まだ完全な不良ではない場合、

「このくらいなら大丈夫」

と思ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、その小さな変化が、後から大きな不良につながる可能性があります。⚠

だからこそ、

「ここを注意して見てください」

「数時間前から少し状態が変わっています」

と共有することが大切です。

次の担当者が継続して確認することで、異常を早く発見できる場合があります。

 

材料の情報もしっかり共有

樹脂成形加工では、さまざまな材料を使用します。

種類が違えば特性も違います。

同じような見た目でも、材料を間違えることはできません。

そのため、

「現在使用している材料は何か」

「残量はどれくらいか」

「次の材料は準備済みか」

を引き継ぐことが重要です。✅

材料によっては保管や取扱いに注意が必要な場合もあります。

「次の担当者も分かっているはず」

ではなく、必要な情報を確実に伝えることが大切です。

 

金型の状態も伝える

樹脂製品の形状をつくる金型は、製造にとって重要なものです。

成形中に、

「少し汚れが気になる」

「この部分を確認した」

「次の停止時に清掃した方がいい」

と感じることがあります。

その情報を引き継がなければ、次の担当者は問題がないものと思って作業を続けるかもしれません。

金型の状態は製品品質にも影響するため、小さなことでも共有することが大切です。⚙

また、金型交換予定がある場合には、

「次にどの金型を使用するか」

「準備は終わっているか」

まで共有すると、段取りもスムーズになります。

 

検査結果を製造側へつなぐ

製造と検査は別々の仕事ではありません。

検査担当者が、

「寸法が少し変化している」

「この場所の外観を注意してほしい」

と気づいた場合には、その情報を成形担当へ伝えることが重要です。✅

逆に成形担当から、

「今日はこの部分を注意して確認してほしい」

と検査担当へ共有することもあります。

お互いが情報をつなぐことで、品質をより安定させることができます。

「製造したから終わり」

「検査したから終わり」

ではなく、工程全体で品質をつくる意識が大切です。

 

変更事項ほど丁寧に伝える

製造現場では、

材料が変更になる。

数量が変更になる。

仕様が変更になる。

納期が変わる。

といったことがあります。

変更があったときは、特に注意が必要です。⚠

一人だけ古い情報を持っていれば、以前の仕様のまま生産してしまう可能性があります。

そのため、

「何が変わったのか」

「いつから変わるのか」

「どの製品が対象なのか」

を明確にします。

重要な変更については、口頭だけでなく記録や指示書などでも確認できる状態にしておくことが大切です。

 

記録を残すことが未来の引き継ぎになる

製造現場では、日報や作業記録、検査記録などを残します。

一見すると、

「毎日書くのが大変」

と感じることもあるかもしれません。

しかし記録があることで、

「前回この製品をつくったときはどうだったか」

を確認できます。

数か月後に同じ製品を生産するときにも役立ちます。⭐

今日の記録が、未来の担当者への引き継ぎになるのです。

経験や感覚だけに頼らず、情報を残すことで会社全体の技術として蓄積できます。

 

安全に関する情報も忘れない

成形機や周辺設備を使用する製造現場では、安全情報も大切です。

設備の状態。

点検中の場所。

使用を止めている機械。

床の状態。

作業上の注意点。

こうした内容があれば、次の担当者へ必ず共有します。⚠

「見れば分かる」

と思わず、声に出して伝えることが大切です。

特に普段と違う状態になっている場合には、分かりやすく伝える必要があります。

 

良い引き継ぎは次の人への思いやり

引き継ぎは単なる報告ではありません。

次に働く人が、

「何をすればいいか」

「どこに注意すればいいか」

を分かる状態にすることです。☺

必要な情報がそろっていれば、担当者が変わっても安定した製造を続けることができます。

それはお客様にとっても、

「いつ注文しても同じ品質のものが届く」

という安心感につながります。

 

品質はチーム全体でつくるもの

完成した樹脂成形品を見ると、一つの製品に見えます。

しかし、その製品ができるまでには、多くの人が関わっています。

材料準備。

成形。

確認。

検査。

梱包。

出荷。

それぞれの仕事をつなぐのが引き継ぎです。✅

小さな情報を丁寧につなぐことで、不良を防ぎ、作業効率を高め、安全な現場をつくることができます。

これからもスタッフ同士の声掛けと情報共有を大切にしながら、チーム全体で安定した品質の樹脂成形加工品を提供していきたいと思います。⚙✨